毎朝つい「早くして!」と言っていませんか?
朝の支度の時間、なかなか着替えない、朝ごはんをダラダラと食べる、遊び始めてしまう…。
時間に追われる中で、つい口から出てしまうのが「早くして!」という言葉ではないでしょうか。
でも実はその言葉…
子どもを動かすどころか、逆に固まらせたり、余計に支度が進まなくなったりする原因になることがあります。
今回は、毎朝のバタバタを少しでもラクにするために、
「子どもが自分から動いてくれる声かけのコツ」をご紹介します。
「早くして!」が逆効果になる理由とは?
子どもは「今」を生きている存在。時間の感覚が大人とは大きく違っていて、「急いで」「早くして」と言われても、実感が湧きません。
さらに、「早くして!」という言葉には、次のようなデメリットがあります。

親が良かれと思って発した言葉が
かえって親子のイライラを加速させてしまうなんて…。
朝の支度をスムーズにする!効果的な声かけ術
では、子どもを気持ちよく動かすにはどうしたらよいのでしょうか?
キーワードは「共感」「見通し」「選択肢」です。
① 共感+状況の言語化
子どもが動かないときは、まず気持ちに寄り添うひと言を。
例:「まだ遊びたいんだよね。楽しいもんね。でもそろそろ保育園の時間だよ」

一度気持ちを受け止めてもらえるだけで、子どもは安心して次の行動に移りやすくなるよ
② 見通しを伝える
時間の見通しを持たせることで、子どもも準備のタイミングがわかるようになります。
例:「長い針が6になったら靴をはこうね」

時計やタイマーなどの“目に見えるツール”も有効です。
③ 選ばせる
子どもに「自分で決めた」という感覚を持たせると、自発的に行動しやすくなります。
例:「靴下は(ポケモンの)ホゲータとクワッス、どっちにする?」
「上から着る?ズボン先に履く?」

小さな選択でも、「自分で選べた」がやる気のきっかけに!
我が家でうまくいった朝の支度ルーティン
実際に我が家で試して効果的だった朝の支度アイデアをご紹介します。
- 前日に服や持ち物を一緒に準備しておく
- 朝の支度をゲーム感覚にする(例:どっちが先に着替えれるか など)
- 子どもの準備する様子を実況中継する

楽しい・わかりやすい・選べる工夫をすることで、子どもの行動がスムーズになった!
まとめ:言葉を変えるだけで、朝の空気が変わる!
「早くして!」という言葉をほんの少し違う言い方に変えるだけで、子どもの気持ちも行動も変わります。
もちろん、毎朝完璧にはいかないかもしれません。それでも、親が声かけを工夫するだけで、朝の空気が穏やかになる可能性は、ぐんと高まります。

朝の支度に悩んでいる方は、ぜひ一度「言葉の選び方」を意識してみてね
コメント