おもちゃやスプーンなど、子どもが物をポーンと投げてしまうことってありますよね。
「投げていいものを渡せば落ち着く」なんて言われるけど…
現実はそんなに簡単じゃない。
結局また別のものを投げちゃったりして、モヤモヤ。
私もそんな時期を経験しました。
今回は、そんな“投げる子”への対応で「やってしまいがちだけど逆効果な対応」を5つご紹介します。
同時に、我が家でうまくいった声かけもシェアしますね。
NG対応① 無視する
過剰に反応してはいけないと思ったり、「またか…」と思ってつい見て見ぬふりをしてしまうこと、ありませんか?
でも実はこれ、「自分の気持ちが伝わっていない」と感じて、何度も繰り返す原因になることがあります。
✅ OKな対応は…
「イヤだったね」「悔しかったね」など、子どもの気持ちを代弁してあげること。
まだ自分の気持ちを上手く言葉にできないうちは、投げるなどの行動をしがち。
気持ちがわかってもらえたと感じると、子どもは少しずつ落ち着いていきます。
NG対応② 「投げるならポイするよ!」
よくある“脅し”のような言葉。
この言葉、実は子どもがそのまま真似してしまうことがあるんです。
✅ OKな対応は…
「おもちゃが痛そうだよ」と、子どもがやめやすいような言葉を伝えるのがおすすめ。
📝 我が家のエピソード
腹話術のように「痛いよ〜」っておもちゃに言わせてみたら、
子どもが“よしよし”ってしてくれました。笑
NG対応③ 「当たったら痛いでしょ!」
「自分がされたらどう思う?」って、大人同士なら通じるけど、
子どもにとってはまだ想像するのが難しいこともあります。
✅ OKな対応は…
「それが当たったらママ、痛いな〜」と
“ママの気持ち”を伝えるのが効果的です。
親子の関係性の中で感情を伝えることで、理解しやすくなります。

主語をママにしたらいいのか!
NG対応④ 「ダメでしょ!」
つい言ってしまう言葉ですが、これは“自分が否定された”と感じてしまうことも。
✅ OKな対応は…
「おもちゃは投げたらダメだよ」と
“行動”だけをやさしく指摘しましょう。
子ども自身を責めるのではなく、行動にフォーカスすることが大切です。
NG対応⑤ 「やめて!」と過剰に反応
ママがびっくりしたり怒ったりすると、子どもはその反応が面白くて、
わざと何度もやってしまうことも…!
✅ OKな対応は…
感情的になりそうなときこそ、深呼吸。
冷静に、「それはやめようね」「危ないからやめよう」と
“理由を添えて”伝えることで伝わりやすくなります。

怒りそうになったら10秒数えて落ち着こう
私がしていること:感情的になりそうなときは…
正直、何度言ってもやめてくれないと、イライラしてしまいますよね。
でも、そんなとき私は「まず抱きしめる」ようにしています。
怒りそうなときこそギュッと抱きしめて、そのまま落ち着いて伝えるようにすると、
不思議と私自身の気持ちも整います。
『抱きしめる』という優しい行動をしているのに
強い口調で𠮟りつけるというのは脳が矛盾を感じるからむずかしいんだって
まとめ:子どもの“投げたい”気持ちに寄り添おう
投げる行動には、言葉では表現しきれない「何かしらの気持ち」があるはず。
だからこそ、ただ叱るのではなく、その気持ちに寄り添う声かけを意識したいですね。
✔ NG対応とOK対応のまとめ
- 無視 → ✅ 気持ちを代弁する
- 捨てるよ → ✅ やめやすいような声かけをする
- 想像させる → ✅ ママの気持ちを伝える
- ダメでしょ! → ✅ 行動のみを注意する
- 過剰反応 → ✅ 冷静にダメな理由を伝える
どれも難しいことではありませんが、つい感情が先に出てしまいますよね。
完璧じゃなくても、できることから少しずつやっていけば大丈夫。
「こんな声かけしてみたよ!」という体験があれば、ぜひコメントで教えてくださいね。

子どもとの向き合い方、一緒に見つけていきましょう◎
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